福岡・佐賀民医連

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2017年6月3日土曜日

ふくおか・さが民医連新歓企画 第4回地域医療サークル

この企画は終了しました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
610()JR博多シティにて第4回地域医療サークルを開催し、医学生7名、看護学生1名、研修医3名を含む30名が参加しました。今回は新歓企画ということもあり、メイン講演とシンポジウムの2部構成で行いました。メイン講演の講師として高山義浩医師(沖縄県立中部病院)を招聘し、佐久総合病院や沖縄県立中部病院での現場の経験談や厚生労働省で地域医療構想に携われた経験、日本の医療費についてなど幅広い視点でお話いただきました。
また、“システムに当てはめる前にカルチャーが大切”、“その人の死生観をいかに捉えられるか”、“自分のやりたいこととその地域で求められることは違うこともある”など、参加者の心に残るメッセージをたくさんいただき、今後の学生生活やこれからの地域医療を考える上で貴重な講演会となりました。
シンポジウムでは、青年医師、研修医、他職種(SW)、医学生をシンポジストとして迎え、在宅診療についてや地域包括支援センターでのできごと、研修医、医学生からの地域医療に対する想いなどを各々の視点から語っていただきました。コーディネーターの有馬医師(千鳥橋病院)や高山先生を交え、討論を行ったあと、医学生や医師、歯科医師などフロアからも発言を求め、全体で討論を深めました。

      参加者の感想(一部)
衝撃の大きな講演でした。いままでの自分の価値観とかをゆさぶられた気がします。
自分はマニュアルとかシステムに頼って楽しようという考えがありますが、枠にはめず毎回きちんと頭をひねって考える。そうしていくことであらたに気づくことができ、それが原動力となって次につながっていくのだと思います。(佐賀大学・Sさん)

地域医療を進めていくためにはその地域について知り、その地域にとけこんでいく必要があると改めて感じました。学生のうちからできることもたくさんあるのでいろんな活動に挑戦していきたいと思いました。
(九州大学・Mさん)

ふくおか・さが民医連新歓企画 4回地域医療サークルのお知らせ


【概要】
 日 時:610() 14:00~17:40 懇親会18:15(予定)
 会 場:JR博多シティ9F会議室3
 参加対象:医学生、医系学生、研修医、医療従事者
 形 式:講演、シンポジウム
 講演講師:高山義浩 医師(沖縄県立中部病院)
 講演テーマ:~生活から学び、生活へと還元する地域医療をめざして~
 シンポジスト:青年医師、研修医、他職種、医学生 各1



 講師の高山先生は医師になる前、フリーライターとして世界の貧困と紛争をテーマに取材を重ねられ、医師免許取得後は佐久総合病院総合診療科にて地域医療に従事、その後は沖縄県立中部病院にて感染症診療や院内感染対策などに従事されていました。また同院に地域ケア科を立ち上げ、退院患者のフォローアップ訪問や在宅緩和ケアを開始。2014年より厚生労働省医政局地域医療計画課において高齢化を含めた日本の社会構造の変化に対応する地域医療構想の策定支援に取り組まれ、現在は、ふたたび沖縄県立中部病院に戻り、急性期病院と地域包括ケアシステムの連携推進に取り組んでおられます

 様々な経験をされた先生から、大学では学べない地域医療についてお話を聴くことのできる貴重な機会です。また、シンポジウムでは医師、ソーシャルワーカー、医学生をシンポジストに迎え、様々な視点から地域医療について学ぶことのできる企画となっております。是非お気軽にお申込みください。



~申し込み方法~
お電話にてお申込みの場合
下記までお電話またはメールを送信ください
・福岡県民主医療機関連合会 医学生担当まで
 TEL092-483-0431
 Mailrinsyoukensyuu@f-kenren.or.jp

申し込みフォームよりお申込みの場合
下記URLよりお申込みください
 https://goo.gl/forms/F4KnLz9vdCwzeMaz2